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研究内容


 互いに相互作用している多粒子系を微視的に扱おうとすると、一般的に量子力学的多体問題と呼ばれる問題に直面することになります。 これは、普通に目にする金属や半導体などの巨視的な物質から、ミクロな原子分子や原子核まで、様々な系の性質を量子力学の立場から微視的に理解しよう理論です。 当然ながら出発点は系を構成する粒子間の相互作用であり、考えている系によって適切な理論は変わって来ます。

 私の研究室では、巨視的な系としては2次元や3次元の電子系、微視的な系としては原子核や原子分子などを主な対象として、「応答関数」、「有効相互作用」、「密度汎関数理論」という概念をキーワードにした研究を行なっています。

 複雑に見える物理現象を、簡単な概念で明快に理解できた時のうれしさはちょっと言葉では表せないほどです。


研究の概要

当研究室のメインテーマ

現在の研究内容

専門的な研究内容紹介

学術論文

現在までに発表した論文リスト