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* 上智大学理工学部物理学科・原子物理研究室

         -Atomic Physics Laboratory, Department of Physics, Sophia University-
上智大学物理学科総合メディアセンター図書館理工学振興会理工学部リエゾンオフィス                  最終更新日:平成20年3月12日
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原子物理学研究室
   (洋研)

研究内容

原子やイオンの多電子励起状態、原子や分子の内殻励起による励起状態とその崩壊過程や、 イオントラップを用いた低温でのイオン−分子反応を研究の対象としています。

多価イオン−原子衝突による二電子励起状態の研究

ECRイオン源でHe2+イオンを作りMg, Caなどのアルカリ土類原子に衝突させると He2+イオンがアルカリ土類原子の外側の二電子を捕獲してHe原子の 二電子励起状態He(nln’l’) が形成されます。 二電子励起状態は二つの電子が原子核から離れた励起軌道にあるため電子同志の クーロン反発力の影響が顕著にあらわれるため興味ある研究対象ですが、 上の反応では基底状態のHe原子に光や電子をあてて作られるものとは異なる 二電子励起状態ができると期待されます。

小型ECRイオン源 [PANTECHNIK NANOGAN]
イオン源本体


電子衝突によるHe二電子励起状態の研究

He原子に電子をあて散乱電子や放出電子のエネルギースペクトルを測定し He原子の二電子励起状態の形成、崩壊の過程と一電子の直接電離過程との 干渉の様子を調べる研究です。07年度には低エネルギー電子を用いて散乱電子 のエネルギースペクトルを調べる実験を行うことを目標にしています。 そのために従来からある装置の改良を行います。

電子分光装置


星間空間における低温イオン−分子反応の研究

極低温に冷却されたHeガスを用いた低温イオン−分子反応の研究を行っています。 今後、冷却多重極線形イオントラップ装置の改良を行い、星間空間で重要と 考えられているイオン−分子反応の研究を行っていく予定です。

高周波八重極線形RFイオントラップ


2次元クーロン結晶の生成を目的とした多重極線形RFイオントラップの開発

イオンのクーロン結晶による量子計算機を実現するために、簡便な装置による 2次元クーロン結晶の実現が重要な課題となっています。 この研究では多重極線形イオントラップ装置を改良し、2次元クーロン結晶の生成を 目指します。

八重極線形RFイオントラップで生成が予測されるCa+のリング結晶(N=36)


上智大学・理工学部・物理学科・原子物理研究室 since 1963
 3月23日(土)〜26日(水)
 日本物理学会(近畿大)
 7月27日(日)〜8月1日(金)
  第21回 原子物理国際会議(ICAP2008)
UConn, Storrs, Connecticut, USA
 8月25日(月)〜28日(木)
  第9回"量子力学の基礎と新技術"国際会議(ISQM-TOKYO 08)
埼玉・鳩山
 9月1日(月)〜5日(金)
 多価イオン国際会議(HCI2008)
東京・調布